ナスル朝宮殿(Palacios Nazaríes)は、14世紀のスルタン・ユースフ1世とムハンマド5世の時代に完成したイスラム宮廷建築の最高峰です。質素な外観とは対照的に、一歩足を踏み入れると、レースのように緻密な漆喰彫刻と水鏡が作り出す地上の楽園が広がります。
アラヤネスの中庭(水鏡)とライオンの中庭の見どころ
順路を進むとまず視界が開けるのが、長さ34メートルの水盤にコマレスの塔が静かに映り込む「アラヤネス(天人花)の中庭」です。その奥のコマレスの塔内部には、7層の天界を象徴する木造寄木天井を持つ玉座の間「大使の間」があります。続く「ライオンの中庭」では、12頭の大理石のライオンが支える噴水を中心に4本の水路が四方へ伸び、二姉妹の間やアベンセラヘスの間の見事なムカルナス(鍾乳石風天井)に圧倒されます。
ナスル朝宮殿の主要パートと所要時間
| 項目・スポット | 料金・データ | 所要時間・詳細 | 実用メモ・予約ポイント |
|---|---|---|---|
| メスアール(Mexuar)と祈祷室 | 14世紀前半 | 彩色タイルとアルバイシンを望むミフラーブ(祈祷室) | 約15分 |
| コマレス宮・アラヤネスの中庭 | ユースフ1世(1333–1354) | 水面にコマレスの塔が映る鏡の池と「大使の間」 | 約25分 |
| ライオン宮・ライオンの中庭 | ムハンマド5世(1362–1391) | 12頭の大理石の獅子噴水、124本の列柱と鍾乳石飾り | 約25分 |
| リンダラハの庭園 & ワシントン・アーヴィングの部屋 | 14〜16世紀 | 『アルハンブラ物語』が執筆された居室と中庭 | 約10分 |
入場ゲート(カルロス5世宮殿横)と撮影のコツ
ナスル朝宮殿の入場口は、円形中庭で知られるカルロス5世宮殿のすぐ北側にあります。チケットの指定時間の15分前には列に並び、パスポート原本を手元に準備しましょう。
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ナスル朝宮殿に関するよくある質問
一度ナスル朝宮殿を出た後、再入場はできますか?
いいえ、一方通行の順路となっており、出口からパルタル庭園へ出た後の再入場はできません。
日本語のオーディオガイドはありますか?
カルロス5世宮殿付近の案内所で多言語オーディオガイド端末(有料)を借りられるほか、公式アプリも利用可能です。
公式料金シミュレーター:アルハンブラ宮殿チケット・ドブラ・デ・オロ比較
チケットの種類・割引区分・市内の追加モニュメントに応じた1人あたりの正確な入場料を計算します: